〈静岡〉山中城跡/ワッフルみたいな美しい障子掘りが凄い!!「日本百名城」の貴重な中世の山城

静岡

山中城は戦国時代末の山城で、土塁と堀で構成され、天守閣や石垣がないということが特徴の城で日本一の大吊り橋(三島スカイウォーク)からほど近いところにあります。

標高580メートル、城の範囲は東西500メートル、南北1,000メートルに及び城跡からの展望はよく開け伊豆北部と駿河湾方面、天気が良い日は障子堀越しに富士山も見られるというとてもいい景観の城跡です。

障子堀はお菓子のワッフルに似ているとても綺麗な造形美のお堀です!!

フォト

山中城は小田原城の支城として、北条氏康によって永禄年間(1558〜70年)に築城と推定されている中世の山城であり、小田原城を守る箱根十城の一つで箱根外輪山の西側に尾根筋を利用して東海道を城内に取り込み、障子掘りなどの特殊な空堀を曲輪の周囲に掘り最重要拠点の城塞であったとされるが1590年の豊臣秀吉の小田原攻めによりわずか1日で落城している。

現在は国指定史跡として整備されている史跡公園となっており、ツツジ・紫陽花・スイレン等も咲き季節ごとに楽しめ周りの景観も、とてもみごとです。

場 所

JR東海道本線・東海道新幹線 三島駅南口から沼津登山東海バス 元箱根港行きで山中城跡下車すぐ。