奈良の長谷寺の門前町には名物の草餅を販売しているお店が結構あって、長谷寺の参拝後に草餅を食べながら一服という昔からの人気の食べ物となっています。
「長谷寺行くんだったら、草餅買ってきてって、年配者からはよく言われます」
近鉄大阪線の長谷寺駅から長谷寺までの門前商店街に草餅のお店が結構あります。
「総本舗 白酒屋」「総本家 寿屋」「花遊茶屋」など草餅を販売しているお店が複数あります。
この日は長谷寺・曽爾高原日帰りバスツアーで湯元「井谷屋」で倭かも鍋の和定食ランチを食べ、長谷寺温泉という地下600mより噴出する良質温泉に入った後、長谷寺まで5分~10分ぐらいで歩けるということなので、売店で道すがら草餅のお店の場所を聞いたら、 寿屋を教えてもらったので目指して行ってみました。
近鉄大阪線の長谷寺駅から「井谷屋」は長谷寺までの半分ぐらいの場所、そこからぶらぶら歩くと和雑貨などのお土産物もある門前町の商店街が続いてます。
見つけた「寿屋」は嬉しいことに1個からのバラ売りやってました。
アツアツを2個買ってバスの中で食べましたが、餡の甘さも程よく、ヨモギの味とマッチして美味しい味でした!(^^)!
寿屋さんで草餅買った後、ツアーのバスガイドさんと会ったら、バスガイドさんは長谷寺からすぐ近い「 白酒屋本店」で買ってると言ってました、ここも美味しいし長谷寺入り口からすぐだしお勧めだそうです。
途中で見つけた「観音ぷりん」も美味しかったです。
西国三十三所第八番札所長谷寺スイーツ巡礼認定品「観音ぷりん」というのにつられ(掌)神亀堂 長谷寺門前店に入り、お店お勧めの餡プリンと抹茶プリンを買って自宅に戻って食べたら、濃厚でとてもいい味でした。
草餅の歴史について
長谷寺の草餅は長谷寺の門前町として栄えた初瀬村で江戸時代から作られている伝統的な和菓子で、起源は平安時代初期に長谷寺を開創した行基が、参拝者のために作らせたと伝えられています。当時の草餅は、もち米をすりつぶして生地を作り、餡を包んで蒸しただけのシンプルなものです。
江戸時代になると、草餅は初瀬村の土産物として広く知られるようになり、様々な種類の草餅が作られるようになりました。中でも、長谷寺の門前で売られていた草餅は、その美味しさから「長谷寺の草餅」として評判になりました。
長谷寺の草餅は、今でも初瀬村で作られています。もち米をすりつぶして生地を作り、餡を包んで蒸した後、きな粉や黒蜜をかけていただきます。長谷寺の草餅は、その優しい甘みともちもちとした食感が人気で、多くの参拝客に愛されています。
奈良を訪れた際には、奈良県の郷土菓子として知られている長谷寺の草餅を味わってみてください。
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