中山寺の蓮の見頃は6月~7月です
宝塚中山寺の蓮の花は、広く立派なお寺の境内各所に置かれた沢山の鉢の中に蓮が植えられており、白やピンク、黄色など色とりどりの花が咲き誇っていてとても綺麗です。蓮の花は、仏教では清浄や悟りの象徴とされており、中山寺は安産祈願の寺としても有名な古刹です。
蓮の花は、朝早くから咲き始め、夕方には閉じてしまいます。そのため、蓮の花を鑑賞するなら、朝早い時間帯がおすすめです。また、蓮の花は雨に弱いため、雨が降ると花が閉じてしまうことがあります。タイミングを合わせ是非鑑賞に訪れてみて下さい。
あとがき(蓮と睡蓮の花の違い)
蓮と睡蓮は、どちらも水生植物で、花が美しいことで知られています。先日高知のモネの庭で睡蓮を見てあれっ蓮の花が小さいなぁと変な思い違いしてしまいました。ちゃんと覚えておかなきゃだめですね。
蓮の花は、水面から1メートル以上高くまで花茎を伸ばし、高いところで花を開花させます。一方、睡蓮の花は、ほぼ水面、もしくは水面よりちょっとだけ高いところで花を開花させます。
蓮の葉は、水面から大きく張り出し、光合成を行います。一方、睡蓮の葉は、水面に浮かんでいて、水面に光が届かないようにしています。
蓮の花は、白、ピンク、紫など、さまざまな色があります。一方、睡蓮の花は、白、ピンク、黄色など、蓮よりも色が豊富です。
蓮の花は、仏教の象徴としてよく用いられ、睡蓮の花は、西洋では愛の象徴としてよく用いられます。
このように、蓮と睡蓮は、花の形、葉の形、花の色、花の使われ方など、いくつかの違いがありますが双方とても綺麗で素敵な花です。