〈高知/北川村〉「モネの庭・マルモッタン」クロード・モネの精神が表現された生きた美術館

高知

高知市内から車で1時間半ほどの場所、安芸郡北川村に「モネの庭」があります。モネと言えば「睡蓮」の絵、6/下旬から10/下旬頃まで美しい花が咲くというのでちょっと雨模様の日でしたが、行ってきました。季節的には咲き始めですが結構美しい花が開いていて、雨天のアジサイも見頃で睡蓮とともにいい花の鑑賞ができました。

「モネの庭・マルモッタン」案内

北川村モネの庭マルモッタン(高知県安芸郡北川村)は、フランスの画家クロード・モネが描いた連作「睡蓮」をモチーフにした庭園です。モネが「睡蓮」を描いたジヴェルニーの庭園以外では、同庭園を管理するモネ財団から「モネ」を冠することを公式に認められている唯一の庭園です。

庭園は、水の庭、花の庭、日本庭園の3つのエリアに分かれています。水の庭は、睡蓮が浮かぶ池を中心に、藤や桜、竹などの樹木が植えられています。花の庭は、色とりどりの花が咲き乱れ、日本庭園は、竹林や池など、日本の伝統的な庭園の要素が取り入れられています。

庭園内には、モネが愛した日本文化を感じられるスポットも多くあります。太鼓橋や藤棚、竹林など、モネが浮世絵から影響を受けて描いた風景が再現されています。

モネの庭マルモッタンは、四季折々の花々が楽しめる庭園です。春は桜や藤、夏はスイレンや花火、秋は紅葉、冬は雪景色と、一年を通して美しい景色を楽しむことができます。

また、庭園内にはカフェやショップも併設されており、ゆったりと過ごすことができます。

supported by Bard

水の庭 (“睡蓮が咲く池”がある庭)

水の庭フォト

水の庭はモネが晩年に暮らしたジヴェルニーの庭を再現した庭園で、池の周囲には日本でもなじみ深い樹木を中心に、赤や黄色や青といった色鮮やかな草花たちが配されています。太鼓橋とバラアーチといった日本文化と西欧文化が融合していて、まさに印象派クロード・モネならではの感性が表現されている庭になっています。水の庭の中心には、睡蓮が咲く池があり、睡蓮はモネの代表的なモチーフであり、彼は晩年に多くの睡蓮の絵を描きました。水の庭を散策していると、モネが見たであろう風景を思い浮かべることができます。

ボルディゲラの庭 (モネが訪れた地中海の作品イメージの庭)

ボルディゲラの庭フォト

ボルディゲラの庭はクロード・モネが、友人と共に、地中海沿岸のリゾート地ボルディゲラを訪れた際、その美しい光と色彩に感銘を受け、30点以上の作品を描いています。この庭はボルディゲラをモチーフに作られています。

花の庭&ガーデンショップ

花の庭&ガーデンショップフォト

花の庭では、ガーデナーが丁寧に手入れしている花壇を見ることができます。花の種類は季節によって異なり、一年を通して色とりどりの花を楽しめるということです。また、併設しているガーデンショップでは、モネの庭のグッズやガーデニング用品が販売されていて土産用、自分用とショッピングが楽しめます。なお、花の庭のゲートが駐車場からモネの庭に行く方向と反対側のゾーンにあるのでつい見落として帰るとこでした。お忘れなく訪れてください。(こちらのゾーンは無料でした)

MAP

あとがき

モネが自分の庭園の池に咲かせたくて夢見た「青い睡蓮」がこの庭では毎年咲いているようですが、ちょっと今年は開花遅れてるようです。公式ページで確認できますので行かれる方はチェックするといいです、睡蓮の花は午前中が見頃です。