〈京都/北野天満宮〉豪華絢爛造りの「星欠けの三光門」は北野天満宮の七不思議!!

京都

【懐かし旅の回顧レポ】学問の神さま菅原道真が祀られ北野の「天神さん」と親しまれている北野天満宮。受験生も多く訪れ、梅の名所としても有名で、秋の紅葉も見事なところです。豊臣秀頼が慶長12年(1607)造営した本殿は国宝で豪華絢爛な桃山建築を代表する社殿でとても立派です。梅苑・もみじ苑と四季折々の見頃もあり人出が多いところなので、ちょっとシーズンを避け訪れてみましたが、とても立派なところでいい参拝ができました。

(2017年6月旅)

北野天満宮は全国に約12,000社ある天満宮「天神社」の総本社

北野天満宮は 天暦元年(947)創建、ご祭神は菅原道真です。 菅原道真は才能に優れ国家政務を統括して活躍していたものの、無実の罪で太宰権帥に左遷させられ無念の死を遂げたことから道真の成せる業と考え、その御霊を鎮め都を守護する社として創建されたとされていて、天神さんと崇められ、「学問」「至誠」「芸能」「厄除」を主とした神さまとして、多くの人々に信仰され続けています。

天満宮の境内の中にいろいろな「牛像」があります。道真は丑年に生まれ、墓所を決めたのが牛であったなど牛は“神の使い”と伝わっており通称「なで牛」と呼ばれ、頭を撫でると学業成就などの御利益があると言われています、境内の中に数十体ある牛の像は自分の体の悪い部分を触るとその部位が治るご利益があるとされ、「なで牛」はパワースポットです。

北野天満宮公式HP

後西天皇御宸筆の天満宮の文字と豪華絢爛造りの「三光門」

「三光門」は重要文化財になっており、日・月・星の彫刻がある門は三光門と呼ばれていますが北野天満宮の門は、太陽と月はあるけど、星がなく三光に必要な星が欠けているため、星欠けの三光門と言われています。これは、かつての朝廷からこの門を見ると門の真上に北極星が輝くので、あえて星を造らなかったということで、その代わり三光門の北側から天井を見上げると星ではないですが銀色の三日月があるということです。たしか日光東照宮の陽明門も真上に北極星が輝く位置に作られていてどちらも豪華で魅力あるロケーションです、一度北極星とともに夜見てみたいものです。「星欠けの三光門」は北野天満宮の七不思議の一つに数えられています。

北野天満宮 はパワースポットも多く七不思議探しも楽しそうですのでまた機会を見て参拝したいと思っています。(^^)/

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