出石城址
出石城は出石川に沿った有子山の麓に慶長9年(1604年)、小出吉英によって築城されたお城です。出石は但馬の小京都と呼ばれ この城の築城とともに城下町が整備され、五万八千石の中心として発展してきました。野面積みの石垣は当時のまま残っており、本丸跡に隅櫓(すみやぐら)のほか登城門、登城橋が復元されています。城郭の最上段には稲荷神社があり、石段を登り美しい朱の鳥居をくぐりぬけた頂上からは城下町の街並みを一望することができ、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は一面の雪景色と、季節ごとにさまざまな景色を楽しむことができ人気の観光地となっています。
出石の町歩き
辰鼓楼(しんころう)
出石城旧三の丸大手門脇の櫓台にある、明治時代から時を刻む日本最古と伝わる時計台です。(北海道の札幌市時計台と同年の稼働で正確には2番目に古い時計台となっています)
本体は明治4年(1871年)、太鼓を鳴らして時を知らせる楼閣として建てられ、辰の刻(7時から9時)の城主登城を、太鼓の音で知らせる役目だったようです。風格あって町のシンボルとなっており、いい感じの。
出石酒造酒蔵
1708年(宝永5年)創業の老舗の蔵元、出石酒造。江戸時代に建てられたという酒蔵の赤い土壁は必見です。建物内では気軽に名酒・「楽々鶴」の試飲もできます。
まちなかフォト