一乗谷朝倉氏遺跡は戦国時代に一乗谷城を中心に越前国を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡です。
戦国大名の朝倉氏の城下町の跡は1967年から進められ、良い状態で埋もれていたたくさんの遺跡が発掘されたことで、1971年には一乗谷城を含む278haが国の特別史跡に指定されました。
この城下町の中心にあった第5代当主朝倉義景が住んでいた館が原寸大で「朝倉氏遺跡博物館」の中に復元され建物内や庭を見ながら当時の暮らしぶりが体感でき、また城下町が巨大ジオラマでも再現されており、町がリアルにイメージできる手の込んだ展示物に感心します。
「朝倉氏遺跡博物館」は2022.10.1開館しました。
JR福井駅から電車(越美北線)で15分、「一乗谷駅」で下車して徒歩 3分の場所にあります。
「朝倉氏遺跡博物館」オープンの10月から、戦国時代などをイメージして朝倉氏の家紋や騎馬武者が描かれたラッピング列車が現在走っており、ちょうど見ることができました。
【朝倉氏遺跡博物館 館内】
博物館から少し歩くと一乗谷朝倉氏遺跡復原町並などがも見学できます
一乗谷の遺跡発掘の場所では領主の館群のほか武家屋敷・寺院・町屋・職人屋敷や道路に至るまで町並がほぼ完全な姿で発掘され、国の重要文化財・特別史跡・特別名勝に指定されています。復元町並みは有料施設ですが当時の町並みがリアルに復元されていてタイムスリップしたような景観を見ることができます。
▶見学ルートなど詳しい情報をご覧いただきウォーキングしながら歴史探訪するにはとてもいいエリアでお勧めです。⇒福井市文化遺産ホームページHP(一乗谷朝倉氏遺跡特設サイト)
葉加瀬太郎さんの一乗谷朝倉氏遺跡PVとテーマ曲「悠久の一乗谷」は一乗谷の景観とマッチしてとてもいい曲です !(^^)!
福井市が葉加瀬太郎さんに依頼して作られたというこの曲は一乗谷にびったしマッチし、朝倉氏の栄華が浮かぶ情景が想像されるようなとてもいい曲で、いろんなイベントでも演奏されたり、JR西日本では福井駅の発車メロディにも導入されていてとても人気の曲になっています。