
阿蘇山中岳火口
阿蘇山とは?
阿蘇山は世界最大級のカルデラです。その規模は東西約17km、南北約25km、面積約350k㎡で、約27万年前、14万年前、12万年前、9万年前に大規模な火砕流が発生して巨大噴火をによって地下のマグマだまりの空洞ができて地盤が陥没して巨大なカルデラが形成されたといわれています。「阿蘇山」という名前の単体の山は存在せずカルデラの中にある「阿蘇五岳」(高岳(たかだけ)、中岳(なかだけ)、烏帽子岳(えぼしだけ)、杵島岳(きじまだけ)、根子岳(ねこだけ)の5つの山)の総称です。結構規制が出ている活火山で、現在は中岳に第1~第7まで火口がありますが、1940年代以降に活動しているのは第1火口のみで、第1火口ではもくもくと迫力ある白煙が上がっています。規制されていなければ、気軽に火口際まで行き見学できますが、時として状況変化しますので火山情報に注意していく必要があります。ちょうど訪れたときは火口淵まで行くことができました。
現在煙を上げて活動しているのは阿蘇中岳第1火口です。その中央火口丘の最高峰が高岳で標高が1592mで、語呂合わせで「肥後国(ひごくに)」と読めるので覚えやすい数字です。
▶阿蘇火山火口規制情報 (火口見学される場合は必ずチェックしましょう)
押戸石の丘
「押戸石の丘」巨石群はパワースポットと言われていて、その中心にある高さ5.5m、周囲15.3mの巨石の頂点の真北には北極星があり、周囲では方位磁針を近づけるとぐるっと回るなど異常な反応になるようです。また「鏡石」という巨石に蛇神と神聖なる雄牛を表すシュメール文字が刻まれています。このほか古代における日時計であったと言われている「はさみ石」、夏至と冬至の太陽が昇る線上(太陽の道)にある「祭壇石」など、太古の遺跡ではないかと推定される巨石が集まっている神秘の丘です。
中岳火口・押戸石の丘MAP
鍋ケ滝
阿蘇にこんなきれいな滝があるんだと、びっくりの絶景滝です。駐車場からすぐのところに「鍋ヶ滝公園」の入口と売店があり入り口を過ぎると下り坂で手すり付きの木造階段が設置されていて、5分ほど下って行ったその先に綺麗なカーテンのイメージの滝が出現します。この滝は滝のカーテンの裏側にも行くことができ、とても幻想的で綺麗な景色を味うことができ、光が射す光景は滝とマッチしてキラキラ光り、表側からも裏側からも見れるという他ではあまり遭遇しない光景に感動します。
※なお、2021年11月4日からはWebでの「事前予約制入園」になりました。
鍋ケ滝MAP
杖立温泉

杖立温泉は高温の源泉が自噴している日本でも有数の良質の温泉が自慢で阿蘇郡小国町にある温泉で、杖立川沿いの谷間の狭地に大型旅館やこぢんまりとした様々な旅館が19軒あり、毎年5月にはの風物詩となっている「こいのぼり祭り」と呼ばれるイベントが4/1から5/6まで開催されていて、川を跨いで3000匹~3500匹のこいのぼりが群れを成すように泳ぎ、そのイベント発祥地はこの杖立温泉といわれていてその光景は圧巻です。
